2年前の12月1日
草木ダムへご一緒したツーリングのことを懐かしく思い出しています。
桐生市の山田です。
11月には紙面で語りの会開催のお知らせを掲載いただきありがとうございます。
おかげ様で数人の方からのお問い合わせと
実際に初参加をしていただきました。

大変奇遇な事がありました。
去年12月に来られた松井田の男性が今回奥様と参加されました。
奥様は今年の年明け以降大病されて闘病生活を送られていたそうです。
お元気になられご夫妻で参加くださいました。
今回、初めて参加された女性が偶然にも松井田から来られたご夫妻の
亡くなられた息子さんと同級生のお母様でした。
同じバスケ部だったと言う事です。・・・・今年7月に交通事故で息子さんを亡くされ
憔悴しうつむいていられる姿が痛々しくて・・・・
そっと背中をさすることしか出来ませんでした。

皆さんの自己紹介が回る中、始めて参加された女性は涙ながらに
互いの息子さんたちがバスケットを通してお友達だったこと
懐かしい・・・・とお話をされお顔が明るくなり
楽しそうにされているのを見た時、
息子さんたちの引き合わせなのではと・・・ふと思いました。
1年前に来られた方が今回再参加したことの偶然
勇気をふりしぼって初めて来られたお母様は
まさか、先に旅立ったお友達のご両親に
語りの会で会うなんて思ってもいなかったことでしょう。

息子さんたちのお話を笑顔でしている時の両方のご家族を傍らで見ていると
「語りの会」を続ける意味を見たように思いました。
他の方々の中にもバスケットつながりがありました。
不思議なご縁です。
そして・・・・・極めつけは帰りの道すがら車の中で聞いた群馬FMの番組に
後々まで語り継がれるバスケットの名試合に関わっていたなど話す
高商出身のバンドのメンバーがしゃべっていることが
昼間、語りの会で息子さんたちが出た試合のことをご両親が話し合っていたことと
一緒だったのです。

奇遇な一日でした。
今は・・・・この世にいない人たち・・・・彼らの魂の導きがなされていると
私は思えてなりません。
この不思議な出会いをセッティングしくれたのは熊井さんの記事なのです。
ありがとうございました。
また、今後ともよろしくお願い致します。


朝日新聞前橋支局 熊井記者さんへ