平成7年1月9日(月)
年が改まり7日の土曜日PM3:00から練習
1時間を受ける
12月20日最終乗車練習だった
「19日ぶりのナナハン」
乗れなくなっていたらどうしょう・・・
練習場へ向かう道々不安

乗り出してみると、
思うとおり軽い乗り出しに気分がいい
スラロームも何となく感じがつかめてきた。

《年末来の課題となっている(難題)センスタ立て》
12月の最終練習の日、田島さんと藤川さんに
指導いただき体がスタンドに対し直線でないことが
解かった。
右手でバンパーを引く方に気を取られ
スタンドを踏み込む右足の踏ん張りが
弱くなる。
上半身が右方向へ曲がってしまうため
踏み込む力が減少してしまうらしい。

体はまっすぐ右移動する感じ・・・
ナナハンのセンタースタンドを掛ける。
バイクの前で田島さんが藤川さんがテール側から、
無理な力みによる体の曲がりを
チェックしてもらった。
ナナハンのスタンドを踏みつけた時、
スーーッとバイクが真っ直ぐスタンドに乗りました。
「えっ軽かったぞ」・・・も一度・・・
まっすぐ・・・まっすぐ・・イメージしてやって見る
「出来た」
うれしかった。
ものすごく・・・うれしくて、泣けてしまった。
でも3度目は体が思うようでなく・・・
力みすぎてしまった。
また・・・がんばろう。

1994年12月22日
年末最終試験へ行く前に練習所に寄り、
走行練習する大助を軽トラで送り、
ついでに母は取り回し練習をさせてもらった。
10数年前は、
取り回し事前試験があったのです。

ナナハンを押して八の字を2周・
左右からの引き起こし、
最後にセンタースタンド掛け。
押して歩くだけでヘロヘロになる。
左側からの引き起こしはナントカなるが
右側が曲者・・・・引き起こしてからシートに跨り
左位置に戻る。いやはや・・・

その取り回しが難関なのです。

ナナハンに悪戦苦闘し
何度か取り組んでいるうちに力尽き・・・
燃料漏れに焦る母を見かね
大助は走行練習を止め・・・
倒したままのナナハンを
起こしてくれました。

ひょい・・っと、
ナナハンを起こしてくれた大助のブーツ底に
ガソリンが付いてしまった
試験に差し支えなければいいけど・・・
と、ちょっと申し訳なく思った。
大助は
一緒に試験を受ける人の車に乗せていただき
試験場へ向かいました。
平成6年12月22日
受験番号707番 
7回目にして限定解除合格しました。

母の後から、大型二輪練習所に入所し・・・
さっさと合格してしまった息子
息子の何倍も練習を重ね・・・
事前審査を難関難問と
あたふたしている母の姿を、
黙って見ていた息子

母も必ず限定解除するよ・・・と
約束した。


 有言実行
約束 その1