七十一番弥谷寺 谷あいの登り口にお茶屋さんがあり、その先から山肌に沿って 石段が幾重にも折り返して続いている。 登り着いた弥谷寺本堂は、小さな谷に迫立つ山頂を 眼前にして、 お堂前の境内は平地は狭く石段の先は谷を見下ろし、 お堂から振り返ると、宇宙(そら)に近い 天上に住まいし方々が・・・そこにいらっしゃると言う 風情がある。 《死者が行く山》と言い伝えられている。 小さなお堂の前に大助の写真を置いて そっと目をつむる。 香をともしていた主人は、視線をお堂に向けた。 瞬間 大助がたたずんでいることに驚いた 瞬時に写真であることに思いが行かず・・・・ お父さんの体が驚きで揺らいだ。 この幽玄なる山頂に、大助が来ているような気がした。 |
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六十七番大興寺 ほの暗い本堂には何十本もの赤い大きなローソクが並び 灯りがともっている。 外の日差しが届かないお堂の中で赤いローソクの火は 命のともし火のように揺れている。 ローソクは 一週間灯り続け、願掛けや供養の思いを その身を灯に代えて 請願成就に尽くす。 [加藤大治郎元気になれ]大助の母願う ローソクに願いを込め奉納した。 五百羅漢の中に・・・面差し似て・・・雲辺寺へ |
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雲辺寺下 ロープウェー駐車場の朝 66番へ |
4月15日(火) 71番弥谷寺 登り口までセロータンデム 道の駅 「みの」の朝 70番本山寺 境内に馬の親子像あり 67番大興寺 赤ローソク祈願 69番観音寺 68番神恵寺 [青春デンデケデケデケ]撮影地 琴弾公園停泊 走行1068kmだが・・・ 公園内の鬱蒼とした 静けさに移動 雲辺寺付近 サンクス駐車場停泊 トラックのエンジン音と 排気ガスに居た溜まれず 移動 雲辺寺下 AM2:09 ロープウェー駐車場停泊 走行1095km 夜中を過ぎて停泊地移動は 流浪の寂しさあり・・・ 月夜の明るさが救い 広々とした野原にピース号一台 月明かりに浮かぶ |
死者の来る谷 弥谷寺へ |