大阪から参加してくれた泰彦君。 たくさんの才能の持ち主。 ご両親がその歌声をCDにされた。 たくさんの歌を作り、歌っていた泰彦くんもすごいが 両親もすごいな。 パネル展は終わったけど、 もうしばらく泰彦君の歌に浸っていよう。 れん母さんのブログから |
朝目覚めると頭の中でメロディが流れている。 昨日は、「家に帰りたくない」のワンフレーズ。 今朝は、「お月さまが言いました」。 日中も ふとした時に頭の中で流れているのは、 「口笛」のワンフレーズだったり、 「折れた翼」のワンフレーズが繰り返されている。 |
なんてったって、 パネル展の5日間ずっと会場に流れていたし、 もうすっかり魅了されてしまった。 |
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泰彦さんのお父様から・・・ 「時計台」のおじいちゃんは実在していました。 ただ、二人のおじいちゃんが一人になっています。 息子たちと遊び、いろんなことを教えてくれたのは 長男が中学3年のときに他界した私の父です。 大正デモクラシーで青年時代を過ごした彼は、 いわゆるモガ、モボ世代、好きな音楽はジャズ、 舞台といえば、宝塚歌劇、遊びといえばビリヤードでした。 でも、自分では音楽はいたしません、聞くだけの人でした。 ハーモニカの名手は、 家内が3歳のときになくなった家内の父親です。 家内でさえ、釣りをしていた隣で息遣いを感じた、 という程度の記憶しかありませんが、 彼と結婚したいためにプロテスタントの洗礼を受け、 教会に通った家内の母親に 「健さん(父の名)はいかにすばらしかった」かを 幼少期から息子たちは聞かされていたので、 二人をひとつにしたキャラクターを息子たちは作り出しました。 この父が眠るお墓が和歌山の田舎町「橋本」にあります。 子供たちが幼いころは上まで車でいけなかったので。 駅前の駐車場に預けて、歩いて墓まで行きました。 町は、昔の青春ドラマ「青春とは何だ」の舞台になりそうな、 そんな雰囲気があります。 小高い山の上にある墓から、町を一望できる道を駅まで歩く途中に カトリックの小さな教会があります。 時計台ではありませんが、鐘楼がありこれが真っ赤でした。 町を見下ろす雰囲気はまさにこの教会の辺りから見た 橋本の町なのです。 |
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「空虚」の歌詞の2番は、実在した人の言葉です。 家内の母が認知症を発症した頃、 精神的な疲れから落ち込んでいた家内を 励ましてくれた方の言葉です。 これを、彼女が私に伝えている横で息子は 黙って二人の話を聞いていました。 ある日、会社から帰宅すると、 時間が11時を回っているにもかかわらず、 「父上、新しい曲ができたんやけど聞いてくれる」といい、 まあ、ちょっとしたディーナーショーのごとく この歌を歌いました。 私は、そのときはいい加減に聞いていて 気がつかなかったのですが、 2番はまさに、 家内が私に話した内容そのものだったのです。 彼なりの、 母親への励ましのメッセージだったのかと、 思います。 |