昨日、4時間近く木村さんのお家にお邪魔していたでしょうか・・・
 その後、開陽台へ
 夕暮れが迫った空へ消える道を走り目指しました。

 

      


                      



地平線が丸く見える丘へ行っても
木村悟君の苦しい息遣いが聴こえてくるような・・・
何か言いたそうに見開かれ一点を見据える目、
くいしばった口元、堅く握った両の手。

警察はバイクの後部損傷をウィリーしたためと見分し
単独事故として処理したが悟君の発見された時の姿は
バイクがウィリーしながら路外にある木立に衝突し放り出された姿にしては
着衣の汚れキズも見当たらない手袋が両の手から外れ、
クツも脱げ両足を真っ直ぐに揃え仰向けになっている。

両の手はボクシングをする時の構えのようにして・・・・

あるいは恐怖に震え苦痛を耐えた握りこぶしだったのか?

悟君の姿はバイク事故によってその現場で死亡したとするには
不自然極まりない様子でした。

写真に写った草地に残る轍の跡はバイクが走ったタイヤ痕とするには巾が広く
車のタイヤ痕ではないかと思われるモノで、
それは・・・・悟君を運んだ車両のタイヤ痕だったのではないでしょうか?
樹皮が剥がされた木立のキズは、
その車の後部ドアを押し上げようとしたときに付いた?
車が木立に近づきすぎたため
ドアの引き上げによって生じたものではないでしょうか?

バイクを写した現場写真には道から2筋、
草が踏まれた人が通ったような影が写っていました。
バイクをそこに運んだときの踏み跡では?

ハンドルを持ちバイクを運んだ時、キルスイッチを(OFF)方向に
押してしまったのでは?

 

まさか・・・・
草地の踏み跡は現場検証する警察官の通った跡だなどと言うのでしょうか?

バイクが木立に接触し最終転倒した場所と
悟君が仰向けに横たわっていた地点と
その姿態の連動が理解できません。
バイク本体の損傷の少なさからして悟君が死に至る原因となった事が
バイク事故とするには納得のいかないことばかりです。

それらに着目せず事故として処理してしまった警察は職務怠慢です。

死体遺棄事件として捜査しなかった責任・・・・・

 

たった数時間、悟君のお母さんとお話しただけの私が
そのように断定することは
軽はずみなことかもしれませんが、
木村富士子さんは母親の直感で“事故ではない”と感じました。
数々の写真の中に木村富士子さんの直感を裏付ける事実があると
私も思いました。

 

木村富士子さんは覚悟して、この大変な真実究明に立ち向かっています。
悟君の命を絶った暴力(イジメ)は誰によるものか?

事実を隠したのは誰か?

事実を知りながら口をつぐんでいる人

裁かれるべき者が野放しでいること 悔しいです。

ライダーの聖地とも言われる開陽台のある中標津で
バイク事故を偽装し殺人をした疑わしい人と・・・・・
この町の何処かで・・・・・
すれ違っていたのでしょうか?

今日も開陽台に停泊いたします。

なかなか、スッキリとした青空を見ることが出来ません。

低く雲が覆った天空は重苦しさを感じますが丸い地上の広がりは
はっきりと分かります。

三佳さんが9月にこちらへ来られる時には、
スッキリとした青空に恵まれるよう願っています。
ぜひ開陽台へ足をお運びください。

本当はバイクで走ってください・・・と言いたいのですが・・・・・

いつか、ご主人とバイクで走ってください。


柳原 三佳さんへ 2003年8月14日 記
追伸